きくたけ、名馬をダべる!
第9回 ユキノビジン
第9回の今回はユキノビジン。「東北の馬」というよりは、中央での活躍のほうが際立っている馬ですが、地元では絶大なる人気を誇った馬です。では、またまた今回もボルマツさんの画像をフューチャーしてお送りしましょう。では、ごゆっくりと。
ユキノビジン
Photo by M.Takahashi
何を隠そう、実は私はこの馬は、岩手時代は特に抜きんでた実績を残したわけでもなかったので、直に見た記憶はまったく無いんですが(苦)、なにかと印象強い馬だったことは間違いありません。直に見た記憶が無いということは、多分、1回か2回は見ているはずなんですが、馬自体まったく覚えてなくて、それぐらい岩手時代は印象の薄い馬だったんですよね。それがその後の活躍はまさかな〜という感じですよね^^;
Photo by M.Takahashi
そのユキノビジンの中央初戦がクロッカスS。ほとんど岩手のファンにもあまり期待されずにひっそりと行われたこのレース、まさかの逃げ切り勝ち。初芝もものともしない好タイムでの完勝。とはいえ、正直私自身、このレースでも「安田富男、うまいことやりやがって」ぐらいにしか思ってなくて、本番の桜花賞もまったく期待してなかったんですけどね^^;
さて、桜花賞。私は福島競馬場で見てました。友人がユキノビジンから総流しをかけるのを見てつられて、金をドブに捨てる覚悟でユキノビジンを買いました。それがまあ、なんとあのベガに肉薄する2着。しかも、なんと写真判定にまで持ちこんで。どう見てもベガが勝ったようにしか見えなかったんですけど、電光掲示板に写真判定の「写」の文字が浮かびあがったのには、馬券をとったことよりも嬉しかったですね。
Photo by M.Takahashi
そしてその後の活躍は周知の通りで、オークスを2着に健闘し、クイーンSでも完勝。私も岩手時代はまったく記憶に無かったくせして、僭越ながらモニターの前で応援させてもらいました。しかし迎える秋の大一番、エリザベス女王杯。安田富男から岡部幸雄への乗り替わり。う〜ん、まるで北国のにおいがするような、ドロ臭い雰囲気を持つユキノビジンには、世界をまたにかけるようなグローバル・ジョッキーでは合わなかったようで、10着に惨敗。安田富男ぐらいが丁度合ってたんではないでしょうか(確か、安田富男、騎乗停止による乗り替わりとは記憶してますが)。まあ、それを境に私のほうの気持ちもなえてしまったのも事実でした。
Photo by M.Takahashi
でも、私個人としては、その当時の4歳牝馬戦線は、近年ではかなりのレベルの高い世代と思っており、ベガやマックスジョリー、ヤマヒサローレル、ホクトベガらと互角以上に戦って、短い期間ながらも岩手の人を熱くさせてくれたのは素晴らしいことだったなと思ってます。ユキノビジンは4歳の暮れで引退して、今はもう繁殖にはいってます。でも、あれだけ中央で活躍してしまった馬の子供が、岩手で走るなんてことは、やっぱり夢の夢なんですかね・・・・・。
ユキノビジン
サラブレッド系 10戦6勝
主なタイトル
93年:クイーンS
トピックス
93年:桜花賞、オークスとクラシック2戦続けて2着。
Special Thanks ボルマツさま!
バックナンバー
第1回「モリユウプリンス」
第2回「グレートホープ」
第3回「ピアホルテ」
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第5回「スイフトセイダイ」
第6回「カガリスキー」
第7回「オーディン」
第8回「ミスターホンマル」