皇帝
トーホウエンペラー写真館
撮影:etsuko
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この馬を初めて見たのか去年の春。当時はまだ条件級でした。連戦連勝を続けていて、いつかは地元の重賞の一つや二つは勝てるのでは。そうは思ってはいたものの、交流重賞を勝てるのかどうかまではどうだったでしょう。そしてそのあとトーホウエンペラーは、地元では負けることはなかったのですが、外にでれば勝ったり負けたりを繰り返してきました。平凡な馬に戻ったのでは? とさえ思いましたが、しかしこの馬の一番いいところは、一戦一戦を自分の経験にし、成長の糧にしているところ。今年にはいって決して結果はでていなかったのですが、この成長力さえあれば、いつかは交流重賞も勝てるだろう。ということを思い続けていたのは私だけではないでしょう。
そして遂にこの日がきました。桐花賞を勝ってから1年近い歳月が経ちました。やはりそうは簡単にはいかないもので、何度かカベにぶつかりながらも得たこの栄冠。最初の重賞挑戦も、最初の交流重賞挑戦も敗れていたものの、二度、三度経験することでいつか必ず勝ってしまう。そんなところがこの馬の一番良いところかも知れません。このままダート界の頂点にたてるのかどうか分かりませんが、GIは一度経験しているだけに次なる大舞台での挑戦は、なんとかやってくれそうな気がします。まずはここは一つの通過点として、このまま「皇帝伝説」を作りあげてほしいですね。この馬の強い精神があれば成し遂げてくれるはずです。きっと。
トーホウエンペラー
父:ブライアンズタイム
母:レインボーブルー
母の父:ノーリュート
岩手・千葉四美厩舎所属
門別・千葉飯田牧場生産
馬主:東豊物産(株)
主な勝鞍
東北ダービー(97年)新潟
桐花賞(00年)水沢
シアンモア記念(01年)水沢
青藍賞(01年)水沢
朱鷺大賞典/GIII(01年)新潟
通算33戦15勝
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