夢、第三章
帝王賞制覇記念 メイセイオペラ写真館
撮影:ぷ
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実はですね。この帝王賞の前日まで、私はイヤ〜な予感がしてたんですよ。菅原勲騎手が何日か前のTVのインタビューで、最近疲れてるとかという感じのコメントを言ったらしい。それに加え8枠ピンクの枠ひいちゃったもんだから、ついつい大惨敗した4歳のスーパーダートダービーを連想してしまいました。しかもメイセイオペラにとってここまで大井のコースは未勝利。この自分の気持ちは自分の心の中にとどめておいて誰にも言わなかったんですけど、一人でほんとーにイヤな予感がしてました。しかしそれはやっぱり杞憂でした。そのイヤな気分が自信に変わったのがその日の7レース。菅原勲騎手、またしても人気薄の馬で勝たせてしまった時、「まるでフェブラリーSの日みたいだな」と思ったとき、これまでの心配は、勝利への確信に変わりました。まあ、どう転んでも結局はメイセイオペラは勝ったような気がすると、ほとんどの人は思っているでしょうけど、濃いファンになってしまうと、無駄な心配をしてしまうというか、そういう心理になってしまうもんです。
パドックに登場したメイセイオペラを見たとき、またしても勝利を確信しました。いや、私は実はパドック見て、この馬がいいとか悪いとか、あんまりよくわかんない人なんですけど、メイセイオペラに限っていえば別。ここまで3歳暮れからこれまで、所用があってどうしても行けなかった東北ダービー以外は全てのレースのパドックをこの目で見ているので、微妙な変化、調子の良し悪しはすぐ分かるつもりです。馬体は普段の状態に戻ったというぐらいでしたが、馬が今までになく「走る気」になっていたのを見て、私は単勝、また買い足しましたよ(笑)。とにかくメイセイオペラが悲願の帝王賞のタイトルを獲ることが出来て、嬉しいという言葉以外、見当たらないです。
私とメイセイオペラの関係というと、もちろん、私はただのファンという立場ですが、この馬とそれを取り巻くみなさんとは、そういう次元を超えて、何か不思議な関係にいるようです。今、私は世界でも何人もいない不思議な体験をしているかも知れません。ただの地方競馬ファンであった私が、2年前にホームページを開設して間もなく、メイセイオペラという馬にたまたま注目して、それがきっかけでメイセイオペラを取り巻くオーナーや厩舎関係者のみなさんと知り合い、そのみなさんと勝った負けたと一喜一憂しながらその渦中の中で体験した、普通のファンではあまり出来ない貴重な体験。まあ、ここまでは小さな地方競馬の社会ならよくある話しですが、不思議なのはこれから。このメイセイオペラ、南部杯を勝ち、フェブラリーSを勝ち、なぜか突然強くなっていき、自分が考えていた以上に強くなっていき、気がついて振り向いてみると、「日本一」とまで言われる馬になってしまいました。正直、今の気持ちは嬉しいというよりもやっぱり不思議です。
今回、アブクマポーロというよきライバルの姿はありませんでした。やはりアブクマポーロと一緒に走らせたかったです。勝っても負けてもいいから。しかし、この舞台で先頭でゴールを駆けぬけたメイセイオペラはそれでも十分に偉大な馬と思っています。私にとってこの馬は、素晴らしき関係者はもちろん、たくさんのファンや友達、この馬を通してたくさんの素晴らしき人々と知り合うことが出来ました。この馬は私にとっては特別な存在です。私はこの馬を一人のファンとしてこれからも追い続けることでしょう。次に見る夢は、芝なのか海外なのか。いや、私個人的には、弟のメイセイユウシャとの対決かな^^; まあ、とにかくまた無事に私達の前に元気な姿で戻ってくれることだけを祈りたいと思います。そのとき、たまたくさんのファンと一緒に喜びをわかちあえたら、こんなに最高なことはないですね。
メイセイオペラ
父:グランドオペラ
母:テラミス
母の父:タクラマカン
岩手・佐々木修一厩舎所属
平取・高橋啓生産
馬主:(有)明正商事
主な勝鞍
東北ダービー(97年)新潟
不来方賞(97年)盛岡
桐花賞(97年)水沢
シアンモア記念(98年)水沢
マーキュリーC/GV(98年)水沢
みちのく大賞典(98年)盛岡
南部杯/GT(98年)盛岡
北上川大賞典(98年)盛岡
フェブラリーS/GT(99年)東京
シアンモア記念(99年)水沢
帝王賞(99年)大井
通算28戦19勝
Special Thanks ぷ!
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